【競馬で勝つための方法は?】穴馬の狙い方 〜馬券回収率100%への道〜
2019.11.27公開
注意:このサイトの管理人は基本的に重賞の芝レースのみ予想しています。そのため、このページの記述も芝の重賞レースにのみ当てはまります。
あと、複勝と3連複馬券に重きを置いているため、狙った馬が3着に入ればOKという考え方をします。
1.まず穴馬とはなにか?
ここでは馬連6人気以下もしくは単勝6人気以下の馬をいうこととする。
この区切りは便宜的なものであるが、このあたりの人気を境に払い戻し金額は高くなりやすい。
注.馬連人気は、馬連人気の上位2組両方の組み合わせに入る馬を軸に馬連オッズを並べたときの人気順である。このとき、1人気は軸馬である。
2.なぜ穴馬を狙う必要があるのだろうか?
『穴馬が絡めば配当が跳ね上がるから』である。
穴馬がわかれば穴馬券を取れるようになる。よく知られているとおり、購入額のうち75%だけが払い戻しに使われることを考えれば1度の的中で大きな払い戻しを得られる穴馬券を取ることが回収率100%超えへの近道である。
では、いよいよ本題。
どのような馬が穴馬として馬券に絡みうるのだろうか?
過去の経験を基にすると、その条件は…
②好走するだけの地力があること
③好走できる状態にあること
この3つの条件にあてはまる必要がある。
②と③に当てはまらず好走できる馬は逃げ馬か、ちょっとないくらいに展開が向いた馬だけである。逃げ馬はともかく、後者はほぼ事故馬券と考えてよい。
もう少し詳しく見て行こう。
①は人気を見ればすぐにわかる。
では、②の判断はどのようにすれば良いだろう?
やはり、第1の判断材料はレース実績である。過去に同レベルのレースで馬券になっていれば同じように馬券になりやすい。このような馬が人気を落とすのは、好走後に、出来落ちのせいもしくは休み明けで惨敗しているパターンである。惨敗後に調子を取り戻しているようなら馬券になりうる。
一方、レース実績で判断しづらいのは下級条件を勝ち上がってきた上がり馬である。通用するかどうかは過去のレースぶり、持ち時計、馬体のバランスから総合的に判断する必要がある。取捨の判断は難しいが、上手に判断できれば穴馬券が取れる。
次に、③の判断方法を見て行こう。
要するに、これはパドックの状態が好調時の状態にあるかどうか判断すれば良い。過去の好走時のパドックの状態を確認し、同じような状態にあれば、その穴馬は買える。
では、パドックで状態を判断するにはどこを見るべきだろう?
①推進力
②踏み込みの深さ
③毛ヅヤ
④仕上がり
主なチェックポイントはこの4つである。
①はグイグイと前に進んでいるかを見る。
②は後ろ脚の踏み込みの深さを見る。前脚に触れそうなくらい踏み込みが深ければ状態が良い。
③は文字通り毛ヅヤの良さを見る。毛ヅヤの良い馬は皮膚が瑞々しく輝いて見える。
④はどこまで無駄肉を削ぎ落とせているかを見る。腹部やトモ、首筋に筋肉のラインが浮き出ていれば、仕上がりは良いと判断できる。
2’.パドックの見方について〜プラスα〜
下級条件を勝ち上がってきた馬が通用するかどうか判断するときには馬体のバランスを見るのが一つの方法だろう。
同条件で活躍している馬たちの馬体と比べた時、馬体のバランスがおかしく見えるような馬はそのクラスで通用しない。重賞ともなればなおさらである。
過去レースのパドックは、JRA RACING VIEWERというサイトに登録すれば見ることができる。
2”.逃げ馬に関する考察〜さらにプラスα〜
逃げ馬はしばしば穴馬券を演出してくれる。
逃げ馬のパドックの状態が良ければ、相手次第では近走の成績が多少悪くても狙ってみる価値がある。
特に、出走頭数12頭以下のレースなどは逃げ馬の好走確率がグッと跳ね上がる。
逃げ馬には実力以上の結果をもたらしてくれる魅力がある。
3.まとめ
さて、長々と述べてきたが、要するに、穴馬が好走するためには、好走できるだけの実力と、その実力を発揮できるだけの状態があれば良い。
その見極めが穴馬券に繋がり、穴馬券の的中が回収率100%超えへの近道となるだろう。